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ブログの再開

2013.10.05 14:26|未分類
久しぶりに、ブログを開きました。
実は4月に乳がんが見つかり検査、入院、手術、抗がん剤治療をしていましたので、約半年開けませんでした。

教室も長い間お休みして、生徒さんをはじめ知人、姉妹、家族にも心配させてしまいましたね。

「病気」は気が病むと書きますね。
薬で熱を下げ、菌を殺し、切り取ることが出来ても、心が、前を向き病気を治そうという気持ちにならなければ心身共に健康にはなれませんね。

今回の癌で、早々に手術をしていただき悪い物は取り除きましたが、抗がん剤の副作用で精神的に落ち込み、気持ちの切り替えがなかなか出来ませんでした。

そんな私を励まし、一緒に泣き、優しく、時には厳しく、抗がん剤の治療が終わるまで毎日、私の側にいてくれた友人。
毎朝、電話をくれて、一緒にお昼を食べ、彼女の楽しいおしゃべりを聞いていると、副作用で出ている体の痛みや、吐き気をその時間だけ忘れる事が出来ました。
彼女にも、家庭があるし私以外のお友達も沢山いて、他の予定もあったと思うのに。
私は、彼女に助けられました。
でも、もし、立場が逆だったら私は同じように出来ただろうか?と思うのです。


なぜか彼女の側にいるだけで、楽しくなるし、ホッとするのです。
ありがとう。
あの時間がなかったら、私はきっとこの癌で鬱病になっていたに違いありません。

体は元気になりましたが、先のことを考えると再発の不安は、拭えません。
この不安は、癌を患った人は例外なく思う事だと思います。
でも、彼女が言う通り、今からそんな不安ばっかりを考えながら生きる人生よりも、楽しい事を考えて笑いながら生きる人生の方が、何倍も生きた価値があると思う様になりました。

だから、これからは、残された時間を大事に、楽しく生きて行こうと思います。
現代は、3人に1人が何かの癌になると言われています。
私は、癌を患った経験者として、もし身近にそんな人がいたら、経験談だけを話すのではなく、彼女がしてくれたように、側にいて楽しいおしゃべりで一緒に笑い、少しの時間だけでも不安を忘れさせてあげたい。
今は、そう思うのです。
人の寿命は、もしかすると生まれた時から決まっているのかもしれないな?と今回の闘病生活を通して強く感じました。
そして、私はまだ生かされていると。


副作用が酷く入院して治療しても状態が一向に快復に向かわず、一番辛い時に毎日聞いていた曲。
自分では、作詞作曲は出来ないのでこの曲を、彼女と私の周りの大切な人全てに心を込めて捧げます。

作詞 竹内まりやさん
作曲 村松崇継さん
タイトルは、
「いのちの歌」

歌っているのは、茉奈佳奈さんです。





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Author:タルトタタン716
パンとお菓子の教室をしています

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